Macで同じアプリを複数、起動したい!と思うことはありませんか?
デフォルトでそうなっているアプリもありますが、多くのアプリは複数の起動をできないようになっています。
たとえば同一の画像ビューアアプリなどを複数起動できれば、イラストや写真の比較などがはかどりますよね。
これを可能にする方法があります。
1つは、コマンドラインを用いるもの。
もう1つは、Automaterを使うものです。
ここでは、難しい知識や操作を必要としないAutomaterを使った方法を紹介します!
例として、AplloOneという画像ビューア用アプリを複数起動できるようにするプロセスを解説しますね。
まず、Automaterを起動
Automaterはアプリケーションフォルダの中にあります。
これをクリックして起動します。
するとこうなりますので、右下の「新規書類」をクリック。
するとこのような画面になります。「アプリケーション」を選択してクリックします(Automaterのアイコンになっています)。
シェルスクリプトを実行する
表示されたウインドウの検索ボックスに
シェルスクリプト
と入力してEnter。
すると「シェルスクリプトを実行」という項目がすぐ下に出ますので、クリックします。
シェルスクリプトに命令を入力する
するとテキストボックスが現れます。
このテキストボックスに
open -n /Applications/【アプリの名称】.app
と入力します。今回の例では「ApolloOne.app」とすれば良いわけです。
作成した命令内容を保存する
入力したら、メニューバー左側の「ファイル」から「保存」をクリックします。
保存先はどこでも良いのですが、今回はデスクトップにします。
保存する名前も何でも良いですが、分かりやすいものにしましょう。
今回は「ApolloOne複数起動」とでもしておきます。
下部の「ファイルの種類」は自動的に「アプリケーション」となりますので、そのままにしておきます。
こうすることで、保存されるファイルの拡張子が「app」になります。
この状態で「保存」から、デスクトップに保存します。
拡張子はappなので、アプリの1種として保存されるわけです。
実際に開いてみる
デスクトップに、保存したものが無事見付かりました。アイコンはAutomaterですが、名前は「ApolloOne複数起動」となっています。
これをクリックしてみて下さい。
すると、ApolloOneが開きます。
さて、もう一度この「ApolloOne複数起動」をクリックしてみてください。すると、一見何も変わらないように見えますが…
これはApolloOneが2つ起動して、ぴったり重なった状態なのです。
ApolloOneを選択してズラしてみると、後ろにもう1つのApolloOneが!
無事、2つ同時に開くことができましたね!
Dockにでも入れておく
このようして作成した「AplloOne複数起動」は、すぐアクセスできるようにDockにでも追加しておきましょう。
Dockまでドラッグし、気持ち長めにDock上に保持してからそこでドロップすることでDockに追加できます。
これが、Macで同一アプリを複数起動する方法です。
ほとんどのアプリに応用することが出来ます。
慣れれば1分もあればできるので、覚えておくと便利ですよ!
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