LINE payが2018年12/14から年内いっぱいの期限で、20%還元キャンペーンを開始しました。上限は5000円とは言えオトクですね。
私もこれを機に、今まで全く使う気がなかったLINE payを始めてみました。
とりあえず20%還元にあずかるためにまず簡単に使ってみたい、という人のために、特徴(メリットとデメリット)、使える店、簡単かつ安全な始め方などをまとめてみました。
ちょっと戸惑ったことなどもあったので、経験もシェアしたいと思います。
LINE payとは?
これは言わずもがな、LINEが始めたプリペイド型電子マネーサービスですね。
しかし他のメジャーな電子マネーサービスとは異なり、ちょっとクセがあるかな、という印象があります。
デメリット:対応している店舗(オンライン店舗を含む)がまだ少ない
2018/12/21(金)より、LINE payにビックカメラ、コジマ、ソフマップが対応しました!これでとりあえず、家電系やApple製品は心配要らないですね!
しかしそれ以外は正直、対応店舗が少ないな〜というのが第一印象ですよね。
なぜか一部の地域で展開しているショップなどがチラホラ見られます。これが非常に惜しいです。汎用性が高ければかなり使える電子マネーだからです。北海道に5店舗とか島根や鳥取にあると言われても、地元の人以外はまず行く機会がありません。はっきり言って微妙です。
ただ、ローソン、ファミリーマート、阪急百貨店、アクアシティお台場、各種薬局があるのは良いですね。
コンビニなら日々の買い物に何かと使いますし、貯まったポイントを無駄にすることはまずありません。百貨店やショピングモールなら原則としてその中にある店舗では使用可能ということですからグッと使える範囲が広がります。
アクアシティお台場だって都内近郊の人間しか行かないじゃないか…という向きもあるかもしれませんが、まぁ御指摘ごもっともではあります。ただ個人的には便利です(笑)
現時点で実店舗のコード支払い対応店を公式サイトからまとめてみました(2018/12/22時点)。
あ行 | な行 | ||
アカマル屋 | 該当なし | ||
アクアシティお台場 | は行 | ||
ウエルシアグループ | 博多リバレインモール | ||
魚民 | パスタママ | ||
ウォンツ | 広島県を中心に中国地方・福岡県で展開 | バリバリ鶏 | |
大賀薬局 | 福岡を中心に九州・沖縄で展開 | 阪急百貨店 | |
お初天神ハイボールバー | 阪神百貨店 | ||
か行 | 万里 | ||
語らい処「坐・和民」 | ビッグエコー | ||
株式会社メガネスーパー | 古本市場 | ||
株式会社明屋書店 | ま行 | ||
壁の穴 | マックハウス | ||
吉今 | ミライザカ | ||
金の蔵 | 目利きの銀次 | ||
くすりの福太郎 | 千葉県を拠点に関東地区で展開 | や行 | |
くすりのレディ | 愛媛県を拠点に中国・四国地区などで展開 | 山内農場 | |
クリーニング専科 | 横濱魚萬 | ||
ゲオ | ら行 | ||
ゲオモバイル | 楽蔵 四条河原町店 | ||
ココカラファイン | ラコステ | ||
さ行 | リップス&ヒップス | ||
サンドラッグ | わ行 | ||
ジャンボカラオケ広場 | 関西最大規模のカラオケチェーン | 和民 | |
ジョーシン | 家電販売店 | 笑笑 | |
白木屋 | アルファベット | ||
紳士服のザザボラヤ | 福岡県内に8店舗を展開 | B&Dドラッグストア | 愛知県を中心に展開 |
紳士服の山下 | 北海道内に5店舗を展開 | BIG M ONE | |
セカンドストリート | Family Mart | ||
千年の宴 | Farmy Hormy | ||
鮮や一夜 四条河原町店 | LAWSON | ||
た行 | LOFT | ||
丹波黒どり農場 | MIXMAX | ||
千歳アウトレットモール・レラ | Right-on | ||
月の雫 | TEXMEX FACTORY 渋谷神南店 | ||
釣具のポイント | |||
ツルハ | |||
東方見聞録 | |||
ドラッグストアウエルネス | 島根県・鳥取県で展開 | ||
ドラッグ新星堂/くすりのハッピー |
また、LINE payに対応しているオンラインショップは以下の通りになります (50音順/アルファベット順)。
ソク読み
出前館
ハイブリッド型総合書店「honto」
まんが王国
FOREVER21
GOD | HOT PRICE
haco!
HMV ONLINE
LINE STORE
SHOPLIST.com
ZOZOTOWN
※表記は公式サイトの記載に従っています。
※ビックカメラ、コジマ、ソフマップに関しては公式サイトの一覧にまだ掲載がないため記載しておりません。
メリットでもデメリットにもなる:ポイント還元率が変動する
LINE payにもポイントがあります。
しかしそのポイント付与率は一定せず、利用状況により変動します。
LINE payではマイカラー制度というものを導入しています。これは前月の決済金額と送金したユーザー数に応じて当月のカラーが決まり、カラーに応じてポイント還元率が決まるというものです。
なんかこういうの苦手なんですよね…。なんか指名数や売上のランキングで競わせるホストクラブみたいじゃないですか…。
ただこのマイカラー制度、以前は相対評価でカラーが決まっており基準がブラックボックスだったようですが、2018/8/1から絶対評価に変わり、以下のようになっています。
ポイント還元率:グリーン 2%、ブルー 1%、レッド 0.8%、ホワイト 0.5%
■グリーン■2% 決済金額 : 10万円/月+送金:月間5人以上のユーザーへ送金
■ブルー■1% 決済金額 : 5万円~9万9,999円/月+送金:月間3人以上のユーザーへ送金
■レッド■0.8% 決済金額 : 1万円~4万9,999円/月+送金:月間1人以上のユーザーへ送金
■ホワイト■0.5% 決済金額 : 0円~9,999円/月
ホワイトでも0.5%還元になったことが評価されています。つまりデフォルトの還元率は0.5%還元に固定されたということですね。
ただ、レッド以上のカラーになるためには決済額と送金人数のいずれの条件も満たさないとダメです。決済はともかく送金って…と思うのは私だけでしょうか。
これを満たすためにはたとえば、親族とお互いに送金し合うと言った方法が考えられますね。
正直言って面倒ですが、明確な基準をもとに使うほど還元率が上がるというのは、ヘヴィユースする人にとってはメリットだと言えます。
デメリット:クレジットカードからのチャージはできない。決済方法としてクレジットカードを設定してもほとんど使えない。
LINE payはあくまでプリペイドカードという方針のようで、チャージしておいて使うことが原則になっています。
決済方法にクレジットカードの設定はできますが、それを利用できる機会は著しく限られ、実店舗や通常のオンライン通販サイトでは使えません。使えるのはLINE関連サービスサイトでのオンライン利用のみとなります(2018年12月時点)。
まぁほぼ使えないと思って良いでしょう。
チャージに至ってはもうクレジットカードからは不可!(キッパリ!)です。これは不便ですねぇ。誰もが考えるクレカのポイントとの二重取りですが、そううまくはいかないようです。
大きなメリット:でも、色々キャンペーンをやっていて結構オトク。いやかなりオトク。
イマイチな点ばかり挙げてしまいましたが、意外とけっこうオトクなキャンペーンやってるんですよ、これが。
今は2019年7/31までの期間限定で、QR/バーコード払いを利用した場合に限りポイント3%が上乗せされます。これ相当すごいですよね!
つまりマイカラーが最も下位(単に登録しただけで可能)のホワイトであっても、0.5%+3%=3.5%の還元率ということになります!
これメチャクチャ高いです!どんなクレジットカードでも素で3.5%というのはなかなかありません。
もしマイカラーがグリーンなら2%+3%=5%ですよ。年間400万円使う人なら20万円分のポイントが得られることになります。
都内でのLINE payによるQR/コード払いは、アクアシティお台場・阪急メンズ東京・ビックカメラ・コジマ・ソフマップがオススメ。
QR/コード払いできる実店舗が少ないというのがネックになってきますが、アクアシティお台場と阪急百貨店はなかなか汎用性があるのではないでしょうか?
アクアシティお台場
・ディズニーストア
・ハーネスドッグ、PeTeMo(ペットショップ/ペット用品店)
・GAP
・STUSSY
・URBAN RESEARCH DOORS
・ラコステ
・ユナイテッドアローズグリーンレーベル
・しまむら
・Air Bic Camera公式サイト:https://www.aquacity.jp/floorguide/
などなど、色々な分野の庶民的~ややハイブランド系まで揃っています。小さいお子さんがいる御家族などにとってはかなり有用だと思います。
阪急百貨店
阪急百貨店もLINE payが使えます。都内なら阪急メンズ東京になるかと思いますが、ここは言わずもがなの錚々たるハイブランドが揃っていますね。
公式サイト:http://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/brand/
ビックカメラ、コジマ、ソフマップ
これはLINE payに対応したてホヤホヤの、もはや説明不要の家電量販店です。これらは同じビックカメラグループに属しています。
特にソフマップは秋葉原のパソコン総合館でかなりマニアックなパーツを買うこともできますし、ソフマップMac CollectionはApple製品の正規取扱店で非常に有用です。
次点:ジョーシン電機
LINE payに対応している唯一の総合家電販売店でしたが、ビックカメラグループが対応した今、利用優先度としてはどうしても低くならざるを得ません。
関東などでは店舗数があまり多くないですし、ポイント付与率は一定しておらず製品によってかなりバラツキがあります。セール品やApple製品などは0.1%のポイント還元率にしかならないこともあるので、いくらLINE payで3.5%還元されるとはいえ、他の家電量販店で買ったほうがトータルではオトクかも…。
番外編:Air Bic Camera
これはアクアシティお台場内にある小さいビックカメラです。大型家電などは売ってないもののデジカメやハンディ掃除機等は揃っています。他の店舗を利用するついでに寄れるのが良いですね。
LINE payは有用か?
さて、LINE payは “使える” と言えるでしょうか?
対応店舗の少なさは、そのまま汎用性の低さと直結します。
電化製品に関してはビックカメラグループの参入によりかなり使えるようになりましたが、その他に関しては使える店が近くにあるかで決めるべきでしょう。
東京都23区内なら、上で述べたようにトータルでは “使える電子マネー” なのではないか、と考えます。
その他の地域では、自分が欲しいもの・必要なものと、それらを扱うLINE pay対応店舗が周囲に十分にあるかどうか、で決めると良いでしょう。
LINE payの始め方! いきなりパスワードを要求されることがあります。その対処法、チャージ方法の決め方。
では、具体的にLINE payを使用する方法を解説します。
LINEのトーク画面でも友達一覧画面でも良いのですが、右下に出ている「ウォレット」をタップします。
するとこの画面になります。一番上の列に残高が示されますが、チャージしたことがなければ当然0円と表示されます。右側の+が書いてある緑色の丸をタップします。
すると!私の場合、いきなりこれ↓が表示されて面食らいました。今まで使ったことがないのにいきなりパスワードを入れろというのです。やったことがないのにパスワードも何もないでしょーに!
しかたないので、「パスワードをお忘れの方」をタップします。
するとこの画面になりますので「確認」をタップしますが、おもむろに電話がかかってくるので驚かないで下さい!
電話に出ると、「こちらはLINEです。認証番号は○○○○です。」という無機質な自動音声が繰り返し流れます。メモしておきましょう。
これほんとに直後にかかってくるからビックリするんですよね、動転して認証番号を忘れてしまいそうです。電話じゃなくてSMS通知とか使えないもんですかねぇ(笑)。せめて選ばせて欲しい…。
電話を切るとこの画面になるので、認証番号を入力して「確認」をタップします。
LINE登録時に設定したメ―ルアドレス (※) に臨時パスワードが送られてきます。
なお認証番号を忘れてしまった場合はこの画面で「認証番号を再送」をタップすると認証番号が再発行されますが、またイキナリ電話が来ますので注意しましょう(笑)。
このパスワードで無事、ログインできます。
(※) LINEへメールアドレスを登録することについて
LINEを始める場合にメールアドレスの登録は必須ではありませんが、私の場合はPC版LINEを使うためにメールアドレスを以前に登録していました。
そのおかげで今回、再設定したパスワードをメールで受け取れたわけです。登録しておいて良かったーと思ったのですが、よくよく考えてみると、過去に設定した覚えもないのにパスワードを要求されるという今回のおかしな挙動自体が、もしかしたら過去にメールアドレスを登録していたからではないのか?という可能性も否定できないと思いました。私の環境ではもう確認するすべはないのですが…。
それはさておき、メールアドレスは端末を買い換える時のアカウントの引き継ぎなどにも必要になってきますし、何らかのトラブル時にも復旧のために必要な種々の情報がメールで送られてくるというケースは十分考えられますので、総合的に考えるとLINEにはメールアドレスを登録しておく方が良いのではないかと思います。
さて、無事にログインできましたが、すると自動的にこのようなチャージ方法を選ぶウインドウがイキナリ出てきます。
「キャンセル」をタップするウインドウが閉じてこの画面になりますが…
「チャージ」をタップすると再び先ほどのウインドウが出てきます。
最初にそのウインドウからチャージ方法を選択するわけです。
チャージ方法は何が良いか?
チャージ方法は表示されているように
・セブン銀行ATM
・QRコード/バーコードチャージ
・LINE payカード レジチャージ
・コンビニ・オートチャージ
の中から選ぶことになるわけですが…ひとつひとつ見ていきましょう。
LINE payカード
→初めて使う人がカードを持っているわけがないのでこれはパス。
セブン銀行ATM
→これ、LINE payカードが無いとダメなんです。なのでパス。
銀行口座
→ここで銀行口座を登録しても良いのですが、対応している銀行のどれかに口座を持っており、なおかつインターネットバンキングの利用登録が済んでいないと即時で使えるようにはなりません。
また、こんな個人情報を登録するなんて…と思う人もいるでしょう。なのでとりあえずパス。
オートチャージ
→これは銀行口座登録ありきのものですからとりあえずパス。
ということで、まずやってみよう、という人に最適なチャージ方法は…
というわけで、始めたばかりのひとは
・コンビニ
のいずれかを選ぶのが簡単、ということになります。
QRコード/バーコードチャージ
これは店舗に出向いてレジでチャージする方法です。
この方法を選択するとバーコードとQRコードが表示されますが、これをAINZ&TULPE、LIPS and HIPS、アインズのいずれかの店舗のレジで読み込んでもらいつつ、チャージしたいだけの現金を払います(1円~49000円の範囲)。
バーコードはLINEのIDと紐づけされているので、渡した現金の分だけチャージされるというわけです。
それにしても、アインズというショップは私は知りませんでした。
美容と健康とかそっち系の店らしいですが、数あるショップの中でなぜにそのグループの店舗でしか出来ないのでしょう?
そして、後述するようにコンビニでも多少の手間はありますがチャージは可能だというのに、わざわざアインズの店舗にまで出向いてチャージする人がどれだけいるのか?大いに謎なのですが…
まあ、対応店舗も順次拡大していくのかもしれませんが。
コンビニ
現実的には、これが本命、最適でしょう。
銀行口座もクレジットカードも登録する必要がないのでかなり安全と言えます。これを選択してタップすると、下のような画面になります。
姓名は適当でかまいません。「+○○○○円」というところをタップしてチャージ金額を決定します。見ての通り最小で1000円単位となります。
こでは仮に名前はhogehoge、金額は20,000円とします。
金額を入力したら下の「チャージ」をタップします。するとこのような画面になります。
この時点では「コンビニでのチャージをリクエストした状態」となっているだけで、もちろんまだチャージはされていません。
この内容はLINEのメッセージでも送られてくるので特に保存等しなくて大丈夫です。このように送られてきます。
注意すべきは支払い期限ですが、これはリクエストしてから30分間以内となっています。
ただし支払期限を過ぎてもそのリクエストが失効するというだけで、また最初から同様にリクエストすれば問題はありません。
リクエストが終了したらファミリーマートに行きます。現在 (2018/12/22)、チャージに使えるコンビニはファミリーマートしかありません。
LINE payでの支払いはローソンでも使えるのに、なぜかチャージはファミリーマートでしかできないんですよね~。以前は他のコンビニでもできたようですが…。
ファミリーマートでは、Famiポートを操作することによりチャージします。片隅に設置してある、緑色の操作端末です。
レジで尋ねても知らない店員さんもいるので注意しましょう。
ここからの手順に関しては公式ブログにこれ以上ない位によくまとまっています。
公式ブログの「ファミリーマートでのチャージ方法について」を参考にして下さい。
しかし、そんなにコロコロ提携が変わるとなんかちょっと一抹の不安を感じなくもないですよね~。安定させてほしいです。
なお注意点としては、公式ブログにもありますが、
・2回めの番号入力では11桁の予約番号(申込み番号)を入力すること
そして、
です。
終了するとレシートが出るので、そのレシートをレジに出してチャージする分の現金を支払います。この時の支払いは現金のみに限られ、他の電子マネーやカード支払いなどはできません。
レジでの処理が終了すると数十秒~2分程度でチャージした旨の通知がLINEで来ます。
残高がきちんとチャージした分だけ増えているということを確認しておきましょう。
このように、全ての履歴はトーク画面で配信されてくるので確認はラクです。
以上、LINE payの使える店、特徴、始め方、チャージ方法でした。
ビックカメラグループが対応した今、特に家電系の支払いなどで20%還元(上限5000円)を受けない手はありません!どんどん使ってみましょう。
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